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気がかりなこと

やっとHPのパソコンの修理が終わって戻ってきた。でも、もともと婆さんの使っていたノートパソコンはまだ動かない。リカバリーをすればいいのだが、神経を使っった結果やっぱり動かなかった、ということになるのがこわくて触れない。爺さんがこわしたのだから、爺さんがなおすべきだという思いもある。
パソコンが使えなくなったこの一月間、不自由というより、手持無沙汰だった。ちょっとした空き時間にインターネットやゲームをたのしんでいたのが、できない。婆さんには自分のためのまとまった時間などもともとないのだから、時間の隙間を楽しむしかない。パソコンは婆さんにとって子供の大事なおもちゃのようなもので、それをこわされてちょっぴり悲しかった。
楽しみといえば、土曜と月曜のアサヒ新聞の朝刊を見ることもある。土曜の楽しみは、落合恵子の随筆「積極的そのひ暮らし」を読むこと。月曜は朝日歌壇のページを見ることである。確か今年の2月か3月頃に、ホームレス歌人公田耕一さんのことが出ていた。入選の賞としてはがきを送りたいので住所を知らせて欲しいという呼びかけの記事だった。婆さんが歌壇のページをみるようになったのはそのころからだった。公田さんの歌を読むと、住む家をなくしても心まではなくしていないのがわかるような気がした。そのページに<ホームレス>公田耕一の文字が見つかると婆さんはなぜかほっとしてうれしくなった。ところがこの一月余り、彼の名前がない。だんだん寒くなってくるし、インフルエンザも流行りだしている。病気でもしているのではないか、と婆さんはとても気になる。今朝の歌壇にも彼の歌はなかった。

by babamama_123 | 2009-10-19 21:37 | 日々の記録 | Comments(0)