2013年 11月 23日
もっとまじめにお勉強していたら・・・
京大北部構内農学部にある講演会場は9時半会場、10時講演開始、というので、朝の家事をそこそこに8時過ぎに家を出ました。防寒をしっかりしたつもりだったけれど、風が冷たく、ほっぺたをさすようです。
9時過ぎ、京大の構内に入ると、銀杏並木が朝日に輝いて荘厳な感じでした。学生達に混じって並木道を歩いていると、一瞬数十年前を思いだして、ほろ苦い気持ちになりました。銀杏の校章は手を延ばしても届かず、頑張ったけど手にいれることはできなかった。なんておもっていると、隣を歩いているNさんが、「やっぱり京大は学問の府ね。若いころもっと勉強していたらと思う」というようなことをぼそっと言いました。そうなのです。もっと勉強していたら、銀杏並木を闊歩していたかもしれない。そして、この後の講演者である熊取りの学者さんの仲間になっていたかも・・・。けれど、この年になると大分自分がよくみえてきて、そんなことはけっしてありえない、とすぐ現実にもどりました。
講演の内容は、原子力発電がメインテーマで、その歴史や、廃棄物処理の問題、先の東北大地震を含む事故の問題など、いろいろな観点からはなされました。主催は京大の学生からなる実行委員会で、若い人にはっぱをかけて欲しいと退官された先生がたにもお願いして開いたのだとか。冒頭でそう聞いて自分の周り前後左右をそっとみまわすと、参加者ほとんど中高年のおじさんおばさん、おばあさんにお爺さんでした・・・・。
我ながら感心することに、少しもいねむりしないで、4時半まで講演をしっかり聞いて会場をあとにしました。それから、Nさんのしっているパエリヤのおいしいお店にまっしぐら。スペイン人がシェフのおしゃれなお店です。グラスワインなど頂いて、いい気分になったら、講演の内容はパーっと蒸発してしまいました。
農学部構内
講演風景
ィべりコ豚
海鮮パエリヤ(スペイン料理ティオペぺ)
by babamama_123
| 2013-11-23 15:23
| 日々の記録
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