東大寺2月堂のお松明を見に

ずいぶん前から、テレビで見て2月堂のお水取りを見に行きたいと思っていた。
今年こそはと2月の始めに思いながら、3月にはいると、寒さや雑事に追われて、その機会を逸してきた。
先週大阪の友人から電話があって2月堂のお水取りを見に行こうという話になった。お水取りは3月12日で今年は日曜日になっている。混雑が予想されるので、平日にお松明を見に行こうと決まった。
金曜日、近鉄奈良駅前に5時に落ち合って、歩いて2月堂にむかった。まだ明るく奈良公園の歩道には角を切られた鹿がたむろしていて歩行者のそばに寄ってくる。若い外国人の女性が餌をあげたりしているのを横目に私達はひたすら歩いた。今日は暖かいという予報だったが、風は冷たく寒かった。それでも石畳の坂道や階段を歩くうちにぽかぽかしてきた。公園のあたりはそれほどの人出はなかったけれど2月堂の下に来るともう人垣ができていた。丁度6時。これから6000人あつまるとアナウンスがあった。お松明は7時に始まるのだという。
7時に鐘がなって、それを合図に10本のお松明が順次2月堂に上ってくる。
お松明はおみずとりの修行をする11人の練行の足元を照らすためだと、3カ国語で説明された。
この日は11人のうちの一人処世界という役割の練行がすでに2月堂に上がっているので10本のお松明が上ってくるという。10本にかかる時間は20分。
それまで1時間!人がどんどん集まってくる。日が落ちて電気の明かりが一段と明るく、お月様も冴えてきた。
まだ30分以上もある。そのころになって急に風が冷たくなってきた。足下の石畳が冷たく感じ始め、からだも冷えてくる。友達は足がつったと建物のそばに行った。私は石段の上に立っていたのでそばに行こうと動いたらよろけてしまった。トイレにも行きたくなるし、7時までの30分の長いこと。私こそ苦行に耐える修行僧だと思った。
やっとお松明が始まって、5本も見てその場を退散したのだった。
帰りしな、やっぱりとしよりには無理だった!無謀だったとしきりにぼやいた。その舌の根も乾かないうちに、今年こそ鞍馬の火祭りを見に行こう!と話し合った。
来年があるかどうかわからないものね。歩けるうちだものね。
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by babamama_123 | 2017-03-11 11:27 | Comments(0)