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終り夢

年の瀬もせまった今日の未明に実にリアルな夢を見た。1日が過ぎようとしている今現在でもはっきり覚えている場面がある。
夢の始まりは、私が車かなにかでいどうしている場面である。左側のレーンをオープンカーが追い越していった。黒い洋服をきた黒い頭の大きな男の人が2人のっている。
場面が急に変わって私は坂道をくだっているところだった。そこは鄙びた漁村のようで、道の両側にはさびれたお店が下まで並んでいる。坂の下に海らしきものが見える。どの店も板切れや古びたトタンで囲われ、木のリンゴ箱の上に魚介類のようなものがおかれていた。しばらく歩いていると、突然パサデナに住んでいる娘夫婦が現れた。娘は二十歳前のように若く夫のMは今の顔をしている。娘かMのどちらかが私に大きな岩牡蠣の剥き身を手渡して坂を降りていく。私はその牡蠣を口にいれようとして落としてしまった。
”ミテナイミテナイ”と誰かが言った。言ったのはむすめのようでもあり自分自身のような気もする。私は周りい誰もいないのを確かめて拾い上げ口に入れた。とってもおいしかった。
坂の下に来ると、5年前に亡くなった母が若い頃の姿でお店の前に立っていた。
”ヤスコこれおいしいから飲んでごらん”と液体の入った器を寄越した。何の液体かわからない。その後母は、”私が死んだらこれで遺体を拭いてね”と言ったのだ。
母はとても嬉しそうなかおでそう言った。お母さんは海育ちだからこの場所にこれて嬉しかったのね、と私は答えた。
そこに娘がまた現れて、2時か3時かの55分にでる遊覧船を予約してるから行きましょうと言う。腕時計をみると2時55分を指している。”えっ、そんな無理よ!もう55分だよ”と私が叫んだところで場面転換。
私は岸壁に板切れで作られた細い道をこわごわ歩いている。かなり下は海のようで板の隙間から黒い水が見える。
岩からでた小さな気の根っこのようなものをつかみながら必死で一歩ずつ足を進めてる。後ろの人が舌打ちするのが聞こえた。それでも焦るでなく、恐怖心もなく無事渡り終えた。そこは広場で白い大きな船が見える。遊覧船の船着場に着いた!ところで目が覚めた。時刻は3時過ぎ。

過去と現在が入り混じった不思議な夢で目が覚めてからしばらくこれは何の暗示だろうと考えてしまった。
私は週のはじめから体調を崩して眠れない日が2日続いていた。症状は軽かったけれどノロウイルスにやられて眠ってはいられなかった。その上その日ニュートンに噛みつかれたショックで精神状態がはなはだよろしくなかった。このところニュートンは爺さんの守護犬のつもりでいるらしく、爺さんに手をかけようとすると誰であれ怒って吠えたり噛みつこうとする。用心していたけれどニュートンが足下にいるのに気がつかなくて、爺さんにインシュリンの注射器を渡そうと手を差し出したところをいきなり思いっきり噛みつかれた。血が流れて痛かった。それより、爺さんもニュートンも一切の世話を私がしているのに何故だ!という気持ちが強くて情けなかった。相手が犬だとわかっていても辛かった。可愛い子供に暴力を振るわれた親の気持ちもこんなかもしれない。
母は体調不良の時に夢に現れる。娘はクリスマス休暇で西海岸の島に家族旅行中だ。漁港で牡蠣oysterとかいた店のある写真をラインで送ってきたばかりだった。あれやこれやがごちゃ混ぜになった夢だった。
でもこれはどんな崖っぷちに立とうとも必ず向こうに渡れるから大丈夫だよ、と母が伝えてくれたのだと思う。渡れば遊覧船が待っている。もうすこしの辛抱だからね・・・と
by babamama_123 | 2017-12-29 20:43 | Comments(0)