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遊展

銅版画グループの遊展が開催されている。昨日t当番で東山三条にある画廊アートスペースに行っった。私を含めて教室の方々の力作が、額に入って展示されている。総勢20数名。中には普段教室に来られていないかたも含まれる。それぞれ個性があって、素晴らしい出来栄えである。参加することに意義があるのだと自分にいいきかせて出品したけれど、私の作品は額におさまってもやっぱり素人ぽさがぬけない。あたたかみがあっていい、と言って下さる方がいると、ちょっとはずかしくなって、ありがとうとの声がしずんでしまう。でも一年に一度の発表会、やっぱり楽しいし、励みにもなる。
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同じくらいの年輩のUさんの作品。今回初出品。教室で仲良くしていただいている。いつも素人離れのしたおしゃれな絵作りをされるので、どうしたらこんな発想ができるのか伺ったところ、小さなスケッチブックを見せてくれた。その手帳にはスケッチがいっぱい描かれていて、いつも手元に置いて、バスを待つ間や、食事の合間にも、メモや日記のようにスケッチをするのだと言われた。なるほど、とさっそく同じサイズのスケッチブックを買ったけれど、数年たっても、まだ数ページしか埋まっていない・・・
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前川先生の作品
今年の春滋賀県の大学を退官された。とても温厚なかたで、どんな作品も、おっこれはいい。雰囲気があってよろしい、と必ず褒められる。駄目だしの言葉をきいたことがない。
なんとかはおだてられると木に登るの気になって、教室に通うこと10年余り。古参の一人になってしまったけれど、なかなか自分ではこれはいいという作品ができない。

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by babamama_123 | 2012-11-30 12:20 | 見る | Comments(0)

嵐山の紅葉

11月21日嵐山の紅葉をみに、嵯峨野を歩いた。明日は雨の予報のせいかどうか、渡月橋からの沿道は人でいっぱい。天竜寺には観光バスが数台とまっていた。平日の午後、暇な人がおおいんだな、と自分を棚にあげて感心した。午後2時から歩き始めて、竹林の道を通り落柿舎から亀山公園に回って、渡月橋までくると、4時を過ぎて太陽は嵐山の後ろに隠れてしまった。渡月橋から阪急嵐山の駅まで10分たらず、駅についたらすっかり暗くなっていた。
 午後の光に映えた紅葉はほんとうにきれいだった。嵐山が東にあったなら、それこそ、「秋の夕日に照る山紅葉・・」の景色だったろう。でも太陽が後ろに隠れても、赤や黄色、濃いも薄いもあってうつくしかった。今年も紅葉を見れてよかった・・・。
天竜寺参道の紅葉
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つわぶき
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落柿舎
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落枝舎の柿
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亀山公園から望む嵐山
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紅葉刈りの屋形舟(右に渡月橋)
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by babamama_123 | 2012-11-23 15:06 | 見る | Comments(2)

1Q84

先々週、図書館で、返却本の棚に村上春樹の「1Q84」を見つけた。本屋さんの店頭に山積みにされ、しばらく前まで人気NO1にランキングされていた。分厚くて、上下2冊もある。人気に惑わされて、興味はもったけれど、買う気はなかったし、リクエストして何カ月も待ってまで読みたいともおもっていなかった。返却棚にあるということはもうリクエストされていないということで人気がなくなったのかもしれない、とおもいつつ手が伸びて、気がついたら借りていた。
 しばらく放っておいたけれど、返却日がさしせまってきたので、読み始めた。
 共に30代前の、青豆という苗字の女性と、天吾というなの男性が主人公で、交互に語られる。第一章は青豆で、これがサスペンスもどき、おもしろかった。それで、次の天吾の章も読んだ。天吾と青豆の話は全くかかわりがない。一体何がテーマで、二人の物語はどこでどのように交叉するのかなと気になって、その先は斜め読み、ページとばし、後ろを読んで、中をよんで、前に戻り、という具合にしてとりあえず終りまで読んだ。
天吾と青豆に共通して関係のありそうなことがちらほら見えてきたところで1巻がおわっている。 暴力の否定、をテーマにしているのかなとおもうけれど、私にはわからない。村上春樹の本は、これまで数冊よんだけれど、登場人物が私には理解しにくい人ばかりで、村上春樹はどういう人なのかなとおもってしまう。それなのに興味を持つのは、彼が猫好きだというのを、何かで読んで知ったからだ。下巻は、又返却棚にあったら読んでみようと思う。

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by babamama_123 | 2012-11-17 17:03 | 読む | Comments(0)

あいにく雨なので

本来なら、今頃は美山で紅葉を堪能しているはずだった。それが、お天気の急変で近畿地方は朝から雨、しかもところによっては雷も鳴って荒れるという。昨日の夕方、NAOさんからメールがあって急きょ取りやめになった。予定変更のついでに休みにしていた絵画教室へ行った。NOさんも来ていて、美山行きの打ち合わせをする。12月1日に美山―桂の直行バスの予約がとれたこと、その日は放水イヴェントがあることなど、を聞いた。紅葉は終ってしまうけれど、とてもラッキーだね、中止にして政界だったと話し合った。
 教室では先週に続き、鰯の干物を描いた。先週の鉛筆画をもとに、油彩の下塗りをする。それでも冷蔵庫に入れっぱなしにしていた鰯の干物をもっていった。1週間ぶりに教室で袋から出してみると、鰯達は鮮度を失い、黄色い油が染み出して、いやなにおいを出していた。老醜そのもので哀れに思った。今晩焼いて食べよう。鰯の供養のために。けど大丈夫かな。
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by babamama_123 | 2012-11-17 16:17 | 日々の記録 | Comments(0)

冬の夜

夕方からお天気が急変して、雷が鳴り、雨が音を立てて降った。寒冷前線が通過して、明日は朝からぐっと冷え込むという。いよいよ冬に突入!
銅版画教室はあと3回になった。今季もぱっとした作品はできなかった。27日から始まる教室のグループ展に出品する作品がない。童謡「冬の夜」を描いてみたけれど、囲炉裏火のあたたかな感じがうまくだせるかどうか・・。日曜にえっチンふと、アクアティントをかけた。来週さらにアクアチントをかける。うまくいったらグループ展にだしてみようかな。
冬の夜 鉛筆の下絵
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文字は雪のつもり。

 ともしび近く衣縫う母は 春の遊びの楽しさ語る
 いならぶ子供は指を折りつつ 日数かぞえて喜び勇む
 いろりびは とろとろ 外は吹雪

 いろりの傍で縄なう父は 過ぎし戦の手柄を語る
 いならぶ子供は 眠さ忘れて 耳を傾け こぶしを握る
 いろりびはとろとろ 外は吹雪

 ガスや電気、石油等のストーブもない時代。いろりの火のなんとあったかなこと。
 冬の夜を歌いながら、いつも東北の山村に疎開していた頃を思い出す。
大きな囲炉裏があって、はいはいを始めた妹が囲炉裏に落ちてやけどをしたのだった。今でも右か左のどっちかの眉毛の下に小さなやけどの跡がのこっている。あのとき、母はなにかの用事で、私に妹をみているようにと、囲炉裏から離れたのだった。でも叱られた記憶はない。

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by babamama_123 | 2012-11-13 23:00 | かく | Comments(1)

秋の夕日に・・・

雨の日曜日。午前中は月一回のクロッキー教室に参加して、終わるとその足で版画教室のある岡崎に向かった。京都市立美術館の前は、桜ややまぼうしの色づいた葉っぱが雨にぬれてびっしり広場を埋めていた。風も吹いて、これでは紅葉を楽しむ間もなく、全部散ってしまうのではないか、と心配になった。
翌日天気は回復してお昼になると青空が広がった。紅葉を観るいいチャンスに恵まれた。
夕日に染まる紅葉を撮りたい!。一眼レフをリュックに入れて、地元の西山にある野鳥園に向かった。もう5年以上前、ホタルをみに行ったとき、ここは紅葉がすばらしいと、園の方か行っていたのを思い出した。紅葉の名所嵐山も考えたけれど、夕日は逆光になるし、観光客は多いしで、夕日に照る山紅葉、というわけにはいかない。
 家の近くからバスにのって、30分ほど走ると、坂をのぼりつめたところに野鳥園はある。西山の頂上付近になるけれど、周囲な住宅街で文化センターや、京大のキャンパスにも近い。バス道路も整備されて、柏が街路樹に植えられている。バスを降りると、茶色の大きな葉っぱがたくさん落ちていた。
小学校前のバス停から4,5分のところに野鳥園はある。園に至る坂道の紅葉はきれいに色づいていた。これはいい、とうれしくなって園の前に着くと、なんと門は締まっていて、月、火は休園、の札がかかっていた・・・。がっかりしたけれど、せっかくきたのだからと、裏の山に登ってみることにした。100メートルくらいは石段になっているけれど、その先は立派な山道だった。粘土質の地面に昨日の雨でぬれた落ち葉や枯れ枝、石がごろごろして、足元がひどく危ない。すべらないようにはいつくばるような格好で紅葉をさがして上まで行った。ところが予想に反して山は緑で赤い葉っぱはみあたらなかった。遠くに数本紅葉らしい赤い木が立ってはいるけれど、彩にきわめてとぼしかった。まだ紅葉の時期ではないのだろうか。膝をがくがくさせてまたもとのバス亭にもどった。葉っぱに絵を描いたらいいかも・・・と、柏の葉っぱのきれいなのを10枚ほど拾って帰った。
野鳥園入口
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野鳥園の裏山
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紅葉
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by babamama_123 | 2012-11-13 12:56 | 歩く | Comments(0)

クリスマスカード

版画2作目は、少しはやいけれど、クリスマスカードを刷った。
 ソフトグランドエッチング。(ドライポイントで修正を加えた)
  小さいのは猫の靴下です。
 
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by babamama_123 | 2012-11-05 11:41 | かく | Comments(0)

10月に読んだ本


「いつか、この世界でおこっていたこと」 黒川 創
  うらん亭、波、泣く男、チェーホフの学校、神風、橋、の6つの短編集。
   引き込まれるストーリーはないのに、きがついたらおしまいまで読んでしまっていた。いつかこの世でおこっていたこと、というのは、去年の地震でおきた福島の原子力発電所の事故、アメリカのスリーマイルの事故、チェルノブイリの事故などである。原子力発電所の事故で放射能の大気汚染や土壌汚染があるわけだけど、それをテーマにするわけではなく、様々な日常生活を語る中に、スパイスのようにしのびこませている。たとえば、「チェーホフの学校」、では、医者でもあったチェーホフはきのこ料理がすきであったことを語り、今チェーホフがきのこを採集した森のきのこは今では放射線汚染でたべられなくなっている。「泣く男」はエルビスプレスリーについてのお話であるけれど、おもに、広島長崎に投下された原爆と、その製造核施設についてかたられる。日本の落としたのは、戦争終結が目的だったけれど、じつは核実験であったとか。アインシュタインや、オッペンハイマーなど天才科学者は実験しなくてもその威力や影響を周知であったのに、原爆投下に強く反対しなかった、など。
「神風」では、サラエボから日本にきて30年以上になる歌手とのかかわりを、彼女のマネージャーが語る。その中で、クロアチアやコソボ、湾岸戦争で、劣化ウラン弾が大漁に使われたこと。爆弾が地下で破裂して、酸化ウランのこまかなチリが散って、低線量の内部被ばくを引き起こし、腎臓などをむしばむとか。6編に共通するのは核の放射能汚染だった。

「京都七ふしぎの真実」 姉小路 祐
 殺人事件のサスペンスであるけれど、事件がおこるのは、終りの方で、ほとんどが京都の七不思議についてさかれている。
桓武天皇が平安遷都をした理由、清盛のふくはら遷都、頼朝の鎌倉幕府、徳川家康の江戸など、史実をふまえながら、方位学について詳しくのべられている。とりわけおもしろかったのは、ダキニ崇拝についてだった。ダキニというのは、インドの悪神かーりーの侍女である。知恩院の奥にある濡髪大明神にまつられているという。荼吉尼とかくらしい。来世をダキニに売り渡すかわりに、現世での栄華をきわめることがゆるされる。清盛も家康もダキニのすうはいしゃであったとか。けれど、大願成就のおりには報恩をしなければ祟られるのである。家康は、ダキニへの敬意のあかしとして、お稲荷さん信仰を広めたのだそうだ。狐はダキニの神使だから。

読書の秋。秋の夜長に、今度は何を読もうか。頭も目も疲れない、おもしろいのがいい。

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by babamama_123 | 2012-11-05 11:36 | 読む | Comments(1)