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みさおとふくまる

身体も気持ちも凍えて固まってしまうほど寒い日が続いた。そんな時、新聞の広告欄に、”みさおとふくまる”の続編が出ているのを知った。写真集”みさおとふくまる”は数年前書店で観て買いそびれて心残りになっていた。みさおは御婆さんの名前で、fuku
まるは老猫の名前である。書店で初めて目にした時、みさお御婆さんのしあわせそうな笑顔にひきこまれて目が離せなかった。買おうかなと迷ったが充分な持ち合わせがなかった。広告を観て、もしかして、と市立図書館の蔵書検索をしたところ、かいそびれた本と、新刊もあった。新刊はまだ予約順番待ちである。
みさおさんは83歳で、ふくまるも10歳?異常の老猫である。ふくまるは、ごく小さいときに、みさおさんの家に紛れ込んで、耳がきこえない。一人住まいのみさおさんが育てた。ふくまるとみさおさんはいつも一緒。手押し車に乗って畑に行き、並んでお昼ご飯を食べる。花にうずもれた一匹と一人のなんと幸せそうな表情!。老年にこんなやすらいだ暮らしがあるなんて、素晴らしい。私には畑はないけれど、遠くない先にこのような時間が約束されているなら、今がどうあれ、わるくないなあと、気持ちが少し明るくなる。この本いずれ手にいれようと思う。
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by babamama_123 | 2014-02-26 14:53 | 読む | Comments(0)

鬼婆の撹乱

風邪をひいたくらいで病院にかかったことはなかった。熱が出て、気管支炎になるのもいつもの症状で、2,3日すればうそのようになおってしまう。だから1週間前、風邪の症状がでたときもほうっておいた。が熱は上がる一方で、始終ざわざわと寒気が走る。今までにないしつこい症状に不安になって近所の病院に行った。
 私の症状を聞くと、看護婦さんから、即座に待合室から、奥の別室に連れて往かれ、ここで待つように言われた。その部屋の前の通路の先にある浦口から、男性が一人帰って行くのが見えた。鼻に綿棒をいれる簡単な検査の結果、B型インフルエンザと診断された。タミフルを始め5種類の薬を処方されて、私もまた浦口からひっそりと帰った。
それから毎日、布団の中で過ごした。それでも熱は一向にさがらない。39度まで上がるとさすがにしんどい。食欲もなくなる。年寄りにインフルエンザは危険だ。肺炎も気に鳴り始めた。そろそろあのよからおよびがかかるころだと、元気な時は覚悟ができているとおもっていたけれど、やっぱりその瀬戸際に立つと、まだ早いのではないかと思う。それで又病院に行って肺炎の心配はないかみてもらった。
レントゲン検査の結果、肺炎にはなっていなかった。血液検査、尿検査を受け、抗生物質の点滴を受けてまた浦口からひっそり帰ってきた。
はやくよくなって、植物園に行きたい。福寿草、座禅草がもう咲いているころではないだろうか。ふきのとうも、寒椿も。どうか私がいくまで散らずにまっていてね・・・・

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by babamama_123 | 2014-02-17 16:05 | 日々の記録 | Comments(2)

私のハラワタ

1月29日に大腸検査をうけた。済んでしまった今、それまで恐怖していたほどのことはなかった、と言える。でも10年以上前に初めて受けた時のことが多分トラウマになっているのだろう、その日がくるまで四六時中大腸ファイバー検査が頭のどこかにひっかかって、おちこんで、うつ状態だった。
検査は今回で、4回目になる。昨年の悪年秋、検査をうえけるように言われた時、なんとか1度で済ませて欲しいと頼んだが、そうはいかなかった。私の腸には切り取るべき限界のの大きさポリーブがある。大きくならないうちにとったほうがいいと言われていた。あるのがわかっているのだから、検査のついでにとってほしいと言ったが、担当医は5年たっているから、大きさがどうなってるかしらべないと手術の方法もきめられないという。
 29日は朝食抜きで8時過ぎに病院に行った。10時から腸を洗う水を1時間かけて1リットルを飲む。今までは2リットルだった。このお水、なんともいえない味がついていて、美味しいとは決していえなく、のみにくい。のんでるうちにといれにかけこみ、出るものが透明になったら、検査可能となる。この日、男女合わせて20人の受診シャがいた。飲み始めて1時間すると、次々に、OKが出て、午後の検査待ちになる。なのに私とあと二人程は、11時過ぎても、まだOKがでない。あげく、私はその水をもう1リットル飲む羽目になった。この時点で最悪の気分。5年前も同じ状況で、浣腸までうけたのだった。それでも。1時少し前、やっとOKが出てほっとした。検査は私が最後だった。
 順番を一人でまっていると、先に受けた人が、大丈夫よ、心配することはなにもないから、と声をかけてくれた。よほどおびえた顔をしていたのだろ。
 3時過ぎ、やっと順番がまわってきた。診察台に横向きに寝かされ、大腸ファイバーがゆっくり腸にはいっていく。痛くはないけれど、圧迫感があって苦しい感じ。いやな時はメガネをはずして目をつむっていようときめていた。目をつむっても緊張がとれず、呼吸が粗くなる。もっとゆっくり息をして、からだの力を抜きなさい、と何度も注意された。奥まで達すると、ゆっくり抜きながら、腸壁の撮影が始まる。上向きにされてみると、モニターが目に入った。メガネをかけてないのになんとよく見えることか。自分のハラワタをみる機会など滅多にあるものではない。そうおもったら気持ちに余裕が出て、しげしげ見てしまった。これがポリー部ですか、などと質問までしたりして。腸内は結構きれいになっていたけれど、襞の間にまだたべもののかすがポチポチのこっている。ポリー部は前からあるもののほかに4個も見つかった。又とりにこなければ、ならないのかと、内心うんざりする。モニターには拡大されて映っている、実際は1,2ミリの小さいもので、大きく見えても5ミリほどですということだった。
検査の後、診察室に向かった。内科の先生は、写真を観て、5年前から大きさがかわっていないから、急いでとる必要ないでしょう、と言ってくれた。1年後の次の検査の時に検査ではなく手術にしてもいいと。病院に1っぱくしてできるという話だった。
昨年から半年のあいだの懸念が一挙にふきとんで、帰りはいつになく浮き浮きした気持ちだった。急にお腹がすいてふらっとなった。が駅前の焼き肉店の看板が目にはいったとたん食欲がなくなった。

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by babamama_123 | 2014-02-03 16:07 | 日々の記録 | Comments(0)

寝起き前の読書

このところ何故か気ぜわしい日がつづいた。同居人の病院通い、短期入院、、自分自身の病院かよいもある。家事万端に加えて、犬猫の世話。時間が細切れになって、まとまったことはできない。こんなふうに生活に追われて時間がどんどん流れていくのを観ているだけでいいのだろうか。でもどうすることもできない。でも寝起き前のほんのわずかな時間はじぶんだけのものでだれにも邪魔されない。ごく短い時間に布団もぐったまま何冊か読んだ。印象にのこったのは、昨年ノーベル文学書受賞者のアリス・マンローの「ディア・ライフ」、と泡坂妻夫の「幸せの書」
「ディア・ライフ」はごく普通の女性の日常におきたことを綴った短編集。だれにでもありうる話なのに、ハッとさせられる。今年80歳のマンローの最後の作品という。
「幸せの書」はがらっとかわって娯楽サスペンスである。前置きに、この本を読んだ方は、手口を口外しないでほしいという旨が書かれている。だから詳しい話は省く。でも超おもしろくて、最後に私はその手口がわかった。そして、娘と爺さんに試したところ、みごとひっかけることができたのだった。ちなみに、娘もよんだけれど、わからなかった。
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by babamama_123 | 2014-02-03 15:03 | 読む | Comments(0)