帽子を編んだ

冬物衣類を出し入れするついでに、不用品をチェックした。すると、いつか作ろうとため込んだ布や、毛糸がプラスチックケース一杯出てきた。何年ものになるだろう。今ではつくろうという意欲もなく、かといって一気にすてるきにもなれない。どうしよかと考えた末、ダブル幅1.5メートルのこげ茶のバックスキン風の布は、大判ストールにすることにした。毛糸のほうは、寄せ集めて帽子を編むことに決めた。
大判ストールはボタンをつけて、袖になるようにしたてたのだったが、ボタンの位置を間違えてつけてしまった。まっいいかと試着してみたら、どうも見た目がよろしくない。それに重たい。2014・ババコレの一品にしよかと張り切ってつくったけれど、とても外に着ていける代物ではない。ほどいて巻きスカートにでも作り直すことにした。
帽子も気に入ったのがのってる本があったので、ニュートンに邪魔されながらも(目を外された!)なんとか編み上げた。さっそくかぶって娘にみせたら、おかしい!、よりばばくさくみえる!という評価だった。自分でも鏡に映してみたら、さもありなん、がっくりして2度とかぶる気にならなくなった。帽子大好きなのに、どうしてこう似合わないのだろう。スキー帽みたいのはとしよりむきじゃないのかもしれない。毛糸はまだ沢山のこっている。今度はツバのついた帽子をつくってみようとおもう。婆さんは、幸い、白いけれどたっぷり毛はあるので、別に防寒用の帽子は必要ないとはおもうけれど、何故か帽子にひかれるのだ。下手な絵も額縁に入れると見られるようになるように、帽子一つで婆さんも少しは見た目が良くなるかもしれない、という淡い希望を捨てきれないのである。
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by babamama_123 | 2014-11-26 16:01 | 日々の記録 | Comments(0)

晩秋の午後

3連休最後の午後、ニュートンの散歩がてら亀岡方面に行きました。9号線から高速にのる少し手前には、大枝の柿でしられる柿畑があります。絵画教室で柿の葉を描いていられたのを見て、婆さんも描いてみたくなり、柿の葉を拾いに、柿畑によりました。柿の木に実はもうちらほらとしかなく、地面は色とりどりの葉っぱで埋め尽くされていました。赤や黄色、少し緑の混じった大きなはっぱ、色合いが美しく、数枚頂いて、柿の実を一盛買って、ドッグランに向かいました。ニュートンを走らせて家に戻るともうとっぷり日が落ちて、あわただしく晩秋の一日が過ぎてしまいました。
翌日の今日、ブログに写真を乗せて、葉っぱの絵も描くはずだったのが、PCのトラブルにてこずりはやくも夕暮れです。なんとかトラブルは解消できたものの、今日もおもうようにならない一日でした。
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買った渋柿をハンガーに結わえて、軒下につるしました。一月後には甘い干し柿ができるはず・・・

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by babamama_123 | 2014-11-25 17:05 | 歩く | Comments(0)

絵画三昧の週末

木曜日は京都市美術館で日本・オースラリア国際版画展を鑑賞、土曜日は絵画教室で、油彩の 着彩、日曜は京都市美術館の創画展へ、それから銅版画教室へ向かい、一日中岡崎界隈にいた。
国際版画展では出品点数の多さに圧倒され、創画展では、洋画?と見まちがえるほどの日本画に首をかしげた。色彩のあふれる大きな絵の多い中、沖谷先生が描かれたお嬢さんの絵が際立ってすがすがしく見えた。白いブラウスにプリーツスカートの制服を着た娘さんが、口をすぼめて正面を向いて座っている。高校生になったばかりで、子供のあどけなさが少し残った純真な乙女が、大人への入口で戸惑っているような表情に見えた。

石膏の静物画にザーッと色付けしてみた。この先どうしようかとひとりごちていたら、予想する完成画をちいさいのにかいてみることです、と先生に言われた。予想できればせわないのだけど・・・・。
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銅版画は、失敗に終わった2作目"母さんの歌)を塩ビ版に彫って試し摺りをした。アクアチントのかわりに、ボンドや、セラミックスタッコというのを筆で塗ってみた。インクをのせたら、はがれたのかまだらになってしまった。もっと調子をつけたらよくなりますよ、と先生はいわれるけれど・・・。しばらく眺めて考えましょう。
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by babamama_123 | 2014-11-10 15:38 | かく | Comments(0)

ラストラダ(寮)の食事に不足があるわけではないけれど、信州らしい洒落なお店にも行ってみたい。山間の隠れ家のといったひなびた風情のレストランをおもい描いて、初日の寮の夕食は予約しなかった。といってどこというあてがあるわけでない。車の中で、ネットを検索してもきめられないまま、高速を降りた。もう5時を過ぎて夕暮れが迫っていた。とりあえず寮に荷物を置いて、寮のおじさんに、手頃なお店を訪ねた。おじさんは、地元の人なので、食事どころに詳しい。あそこも、ここも、ぼくの中学の同級生がやってる。といって、ここから15分はしったところに洋食屋があるよ、と教えてくれた。森を出て、交差点にKマートがあるだろ、その筋向いだで、すぐわかる。と言われて、暗い雨上がりの夜道を走ること30分あまり。それらしきところに行きあたらない。爺さんはたちまち不機嫌になって、地図の読めない女、とかなんとか悪態をつき始める。やっと見つけたと思ったら、運転手の娘は、イメージしてたのとちがうと言って素通りしてしまった。茅野に気になるお店を見かけたので、そこに行ってみようと言う。またうろうろ走って、娘の目当てのお店にたどりついた。街に近い国道沿いにあって、庭木に囲まれた小さなお店である。飛び込みの客だったが、丁度団体のパーテイが終わって片付いたところですと、気持ちよく入れてくれた。
店内は20人も入ったら一杯になるくらいで、窓際や棚にワインのボトルがずらーっと並べられている。壁には、誰の作品かきいたけれど忘れてしまった、エッチングのバレー姿の女性像が飾られている。全体暗い照明で、ステンドグラスのランプシェードから明かりがふわっと店内を照らしている。
いい感じじゃない、と娘と話しているところに、マダムと思しき女性がメニューを持って来た。逆三角形の顔に、携帯ストラップのドコモダケの暈のような髪型が似合っている。黒いロングのワンピースを着て、パッと見た瞬間、絵からぬけでてきたような姿だ、とまず驚いた。次にびっくりしたのは、テーブルに置かれたペーパーマットだった。わら半紙風のかみに鉛筆画と詩が描かれている。3人とも違った絵と詩で、とてもセンスがいい。料理を運んできたマダムに、なかなかいいですね、と話しかけると、それは私がかいたものです、自己流なんですよ、と言われた。ご主人のシェフも、ふっくらした穏やかな人物で、感じがよかった。
テーブルについてまもなく、奥のテーブルに5、6人の家族らしい予約客がやってきた。
今日は金婚のお祝いなのだそうです、とマダムが言った。私の席からは主賓の金婚のご夫婦は背中しかみえない。前にすわっているのは招待した息子なのだろう。丸顔に眼鏡をかけて、おだやかな笑顔の人物である。金婚というのは結婚して50年。ご夫婦は私達とほぼ同じ年配ではないかと思われる。細身に黒いスーツのご主人は、横の車いすの奥様に、お料理を、お皿にとりわけていられた。ちらっと見えた横顔が優しく静かで、ご夫婦の50年もきっと穏やかに流れたのだろう想像した。あと7年後には、私達も金婚を迎えるだろけれど、暴風の吹き荒れる荒波の海に浮かぶ船に乗った年月だった・・・・。こんな穏やかな金婚式は望むべくもないと、爺さんの横顔を見つめる婆さんだった。運転手の娘はお酒は飲めないのに、おいしいワインを注文している。ばあちゃんの誕生祝だと思えばいいじゃない、という言葉にのせられて、予算外の食事をしてしまった。足りない分は娘の支払いとなった。
帰り際、入口横のオルゴールから、アニーローリーのメロディーが店内に響き渡った。
お店の名前はDis Moi(私に言って、とか私に教えて、という意味らしい) また来たいお店である。
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by babamama_123 | 2014-11-07 10:34 | 歩く | Comments(0)

秋の信州蓼科 -1

11月初めの3連休に、いつも行く信州蓼科の夫の元勤務先の寮に行ってきた。予報では、三日とも雨。「私は晴れ女」という娘を信じて、雨天決行となった。
京都を昼近くに出発。高速にのってしばらくすると予報通り雨が降り出した。中央高速道の右も、左も雨に煙って山の稜線が全く見えない。街路樹は赤や黄色が鮮やかで、晴れていたら美しい眺めだろうに。少しでも晴れ間が見えますように、と祈る気持ちで、ひたすら走ること5時間。茅野から北に半時間あまり走って寮に着くころは、とっぷり日が暮れて、雨は止んでいた。
朝、寮の東側は明るく、林の木が濃く影を落としていた。晴れ女に嘘はなかった、とほっとする。信州は、高地は冬支度だろけど、里は秋たけなわで紅葉がきれいだろうと期待して来たが、寮のおじさんに、「半月遅いよ。紅葉は終わっちまった」と言われた。言われた通り、寮の庭も、道路も落ち葉が降り積もって、昨夜の雨で濡れて、歩くとすべりそうになった。ぬれ落ち葉は、危ない、危ない・・、爺婆に重なって見え、哀れになった。
二日目は新蕎麦を味わい、秘湯にゆっくりつかり、縄文土器のある尖り遺跡を訪ねた。夕方になると外を走る車も少なく、静かな里の秋、だった。
翌日も朝から快晴。晴れ女の要望で、塩尻方面に走り、小野の造り酒屋、「夜明け前」により、木所毒に、運転手以外はきき酒を楽しみ、さらに、ワイナリーでもたっぷり試飲して、道路沿いのリンゴ園にたちより、ジュース用の傷リンゴをゲットして、8時に京都着。高速を降りると、ニュートンをひきとりに、アヤハディオへまっしぐら。家に着くと、マロンの泣き声が外まで聞こえてきた。マロンはすっかり怒って、シッターさんに一度も顔をみせなかった、と記録されていた。
寮の庭(2日朝)
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秘湯「明治温泉」からの眺め
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ほうずきとモミの木のかさ(明治温泉)
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尖り遺跡の縄文のヴィーナス
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縄文の衣装をまとった晴れヴィーナス
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夜明け前の酒屋
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by babamama_123 | 2014-11-05 17:10 | 歩く | Comments(0)