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京の蕎麦どころ3

今日の夕方娘は帰国した。今頃はもう日本の上空を離れて飛んでいるだろう。
昨日も、これが最後になるからと、お昼は蕎麦屋で過ごした。
昨年の秋ごろ、上の娘が、桂駅西口の近くにおいしいお蕎麦屋さんがあると、情報を得てきた。それ以来西口駅周辺を気をつけて見てあるいたが日本蕎麦のお店はみつからなかった。日曜に北山の蕎麦屋さんにいったとき、”京の蕎麦どころ”(たしかこんな名前)の小雑誌がおいてあって、そこに桂の蕎麦屋さんがのっていた。”遊時”(yuuji)。場所は西口から徒歩5分。何度か通った道にあった。まさに燈台もと暗し。入口は白い窓枠の窓と木のドアーで間口の狭い小さなお店である。夜通った時確かに見た覚えがある。その時、中の赤い電気の光を見て、居酒屋か喫茶店かどっちかだろうと思った。上の娘が言うには、そば通のひとには知られたお店なのだそうだ。
昼ごはんなので、定食にしたが、ここのお蕎麦は、戸隠そばで、おそばのほかにも合鴨や鳥料理がある。店主は利き酒もするということで銘酒も揃っている。テーブルは4つ、中もとても狭い。夜、お銚子を傾け、小鉢をつつきながらしっとりとお酒を酌み交わしたらいいかな、と思い、向かいの席に座る人を想像してみた。がいくら思ってみても該当者が浮かばない。もしいたところで、何をしゃべったらいいのか・・・。語らずとも通じ合う仲でないと、と考えて、そんな相手はトラしかないと思い至った。猫も5歳を過ぎると、訳知り顔になって、じっと人の顔を見つめたりする時がある。とらの遠くを見るような目と、どっしりと静かなたたずまいを忘れられない。そこにいくと爺さんは失脚。先日お見舞いに行ったとき、婆さんの顔を見ると神経が高ぶっていらつく、と言われた。それではお体によろしくないでしょうと、その後2,3日病院に行くのをやめていたら、謝罪のメールが届いたが、爺さんが相手ではしっとりとは絶対いかないのは昔からわかっていること。やっぱり寅雄がいい。でもとらはいない・・・

そば定食 1000円(うまき卵焼き、蕎麦粒入りなめこ、こいもとこんにゃくのにもの、
麦とろごはん、ざるそば)

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Commented by gonta_mayaha at 2010-01-15 19:23
鬼のいぬまの蕎麦三昧なんて言ったら怒られそう、だけど羨ましい。
娘さんがお孫さんの所に戻って一安心ですね。
Commented by ばばまま at 2010-01-16 11:07 x
爺さんはもその娘のところに行く計画をたてています。それも来月だって。退院したらすぐ飛んでいく気。鬼も驚く体力。不死身なんですね~。ついてけません
Commented by ばばまま at 2010-01-16 11:11 x
gontaさん、お蕎麦お好きでしたよね。桂の”遊時”の戸隠そば、食べてみて欲しいです。鬼の居ぬ間の洗濯につきあってください
by babamama_123 | 2010-01-15 00:08 | Comments(3)