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1Q84

先々週、図書館で、返却本の棚に村上春樹の「1Q84」を見つけた。本屋さんの店頭に山積みにされ、しばらく前まで人気NO1にランキングされていた。分厚くて、上下2冊もある。人気に惑わされて、興味はもったけれど、買う気はなかったし、リクエストして何カ月も待ってまで読みたいともおもっていなかった。返却棚にあるということはもうリクエストされていないということで人気がなくなったのかもしれない、とおもいつつ手が伸びて、気がついたら借りていた。
 しばらく放っておいたけれど、返却日がさしせまってきたので、読み始めた。
 共に30代前の、青豆という苗字の女性と、天吾というなの男性が主人公で、交互に語られる。第一章は青豆で、これがサスペンスもどき、おもしろかった。それで、次の天吾の章も読んだ。天吾と青豆の話は全くかかわりがない。一体何がテーマで、二人の物語はどこでどのように交叉するのかなと気になって、その先は斜め読み、ページとばし、後ろを読んで、中をよんで、前に戻り、という具合にしてとりあえず終りまで読んだ。
天吾と青豆に共通して関係のありそうなことがちらほら見えてきたところで1巻がおわっている。 暴力の否定、をテーマにしているのかなとおもうけれど、私にはわからない。村上春樹の本は、これまで数冊よんだけれど、登場人物が私には理解しにくい人ばかりで、村上春樹はどういう人なのかなとおもってしまう。それなのに興味を持つのは、彼が猫好きだというのを、何かで読んで知ったからだ。下巻は、又返却棚にあったら読んでみようと思う。

by babamama_123 | 2012-11-17 17:03 | 読む | Comments(0)