2013年 06月 04日
銅版画教室存亡の危機
ジェルソミーナ(リフトグランド、エッチング)
暑中見舞い(ディープエッチング)
春の講座も後3回になった。今季は目の治療のせいもあって、エンジンがかからない。モチーフがうかばないので、お試しをすることにした。1作目は初めて使うアクリル防食剤で、パステルのリフトグランド。今度はディープエッチングを試してみた。腐食時間を長めにということなので、小一時間腐食したら、びっくりするほど深くえぐれてしまった。先生は面を腐食する時はそんなに長くする必要はないと言われた。思い通りのできではなかったけれど、こつみたいのはつかめた気がする。もう少しいろいろおもしろいのができそうだと、希望をもったのだったが、中村講師から思いがけない話を聞いて、がっくりきた。
市役所から呼び出しがあってでかけたら、教室のあるたてものを、来年度は廃止にするということだった。京都市の美化計画の一環で老朽化した建物を壊すらしい。それなら代替の建物をお願いしますとかけあったが、いい返事はなかった。このままでいくと、50年続いたこの教室はこの秋の講座が最後になってしまうというのだ。とても暗い話である。なんとかしなければと教室のだれもがおもうけれど、どうしたらよいのかわからない。
by babamama_123
| 2013-06-04 13:04
| かく
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