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今月の本

今月読んだ3冊の本。1冊は図書館で何気なく手にして借りたサスペンス、他は絵画教室のNさんから借りた小説と、古書店で電車で読もうと買った小説である。まるでジャンルがちがうのに、戦争について大なり少なり、関わる記述があって、不思議な糸を手繰り寄せて読んだように思える。
1冊目 「Mの秘密」 西村京太郎
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Mはマッカーサー元帥の頭文字である。推理小説家がスランプに陥った時、不動産屋からいわくつきの古い家屋を買わないかと勧められる。家の持ち主は、元華族の娘で、母親h吉田総理と関わりのあった人物と聞いて、高額であったにもかかわらずその家を買って住むことになる。それからしばらくして、東北の大震災があり、家の壁もひびが入った。彼はひびが崩れた隙間にかたい木の箱を見つける。木箱の中には元家主の母の日記がはいっていた。日記は終戦後に描かれたもので、M、Yという頭文字の人物との交渉が綴られていた・・・。彼はその日記をもとに、「小説Mの秘密」と題して書き始めたのだったが・・・・・
これは、殺人もあるれっきとしたサスペンスなのに、始め4分の一はすっかりだまされて、え、本当?とおもいながら夢中で読んでしまった。読み終わるとなんと午前3時。
サスペンスではあるけれど、憲法制定にまつわる記述はでたらめではないだろう。九条について考えさせられるきっかけになった。

2冊目 「永遠の0」百田尚樹
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4年連続で司法試験に落ちてやるきをなくした青年が、フリーライターの姉に頼まれて、亡くなった祖父のことを調べることになる。祖母が亡くなったとき、今の祖父は祖母の2度目の夫で、前夫は特攻で戦死したときかされていた。弟はしぶしぶ引き受け、戦友を頼って祖父を調べて歩く・・・・。
零戦にのったいきさつ、戦闘の様子、家族や軍隊、決死の心境などひきこまれた。大きな感動の余韻の残る物語だった。
戦争というのは、犯罪に問われない殺人行為なんだ、それで、国や家族は決して守れない。戦後70年の今、なにやら蠢き始めているけれど、しっかり考えなければと思う。軍備なく国を防衛できなものだろうか。ガンジーの名を思い出した。
3冊目 略


by babamama_123 | 2014-10-22 10:47 | 読む | Comments(0)