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転写を試す

"お爺さんの傘"シリーズの次の絵が決まらない。描きたいイメージはあるけれど、紙に描いてみると、どこかおかしい。春の講座の初日は結局銅板を磨いて、後は教室のみなさんの作品を見てまわった。若い受講生が作品に取り組む姿を見るだけで、来てよかったな、と思える。その日前川先生は、銅板に転写する方法を実演してくださった。とっても手が込んでいる。教室に通い始めたころ、私も先生に助けられながら、この方法で新聞を転写した作品を作った覚えがある。転写はうまくいったけれど、その上に描いた絵がいまいちだった。イタリアのカーニバルのお面が妹の家にあったのを写生したものを英字新聞に重ねてエッチングで描いた。絵がうまければ、素敵なのに残念至極。それにしても先生の転写はとても手が込んでいる。いつだったか、版画の個展で新聞の寫眞を転写した作品を見た。丁度作者がいられたので、その方法を聞いたところ、シンナーを使って簡単にできると、詳しく教えてくださった。それを思い出して、やってみることにした。お爺さんの傘はしばらく置いておくことにした。
モチーフは「真夜中のギター」。新聞を切り抜いてビルに見立てた。その一部を転写して見ることにした。
用意するもの
・トナー使用のコピー。昔使った白黒反転の英字新聞のコピーがのこっていたので、コンビニでで000数枚コピーする。反転してない新聞もコピー。
・シンナー 家の裏にある建材屋さんに1リットル入のが売っていた。そんなにいらないのだけど、といったら、お店で使っている、塗料落としを貸してくださった。それを少し頂いた。
・アイロン、マスク(強烈な匂いで、ますくしないで使ったら酔ってしまった)
方法
・コピーされた面を銅板に載せて、裏面にシンナーを紙に十分しみこむように塗る。
・その上に新聞紙などの紙をかぶせ、さらに布もかぶせて、中温の蒸気アイロンをおしてかける。
(最初試したら、転写がうすかったので、同じもので再度やってみた。結果は寫眞のとおり。トナーが少しはがれてしまったように思える)
・その後、教室で腐食(黒くしたくないところは腐食止めをする)。50分近く腐食液につけた。
(文字を黒くプリントする場合は白黒反転のコピー、そのままのは文字が白抜きになる)
結果
本図
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転写部分
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昔の作品
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by babamama_123 | 2015-04-14 12:17 | かく | Comments(0)