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師匠直伝のフォトエッチング

銅版画秋季講座3回目。前回の続きで、前川先生から付きっきりでフォトエッチングの手ほどきを受けた。教室の皆様には誠に申し訳ない。

1.原画を作り、レーザープリンターかコピー機(トナーで印刷)にかけてプリントする。
  原画は、孫の写真を張り付け、周りに鉛筆で飾りを描いた。
 
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2.コピー紙にアラビア水溶液〈原液を水で10倍ほど薄める)を刷毛で一面塗り、乾かす。
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3.乾いた2を水で濡らしから、油性インクをスポンジローラーで塗る。
 トナーでぷりんとされた部分にインクはのり、プリントされたないところははじかれる。
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  インクはさくらの油性版画絵具をベンジンで薄めたもの。薄め具合は、手加減ということで、経験を重ねる。
4.3を銅板に乗せ、上に吸い取り紙をかぶせて、プレス機でプレスして転写する。
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5.銅板からコピー紙をはがし、全体に黒ニス(黒ニスをアルコールで薄めたもの)を流し引きにする。
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6.銅板が乾いたら、灯油で黒ニスを優しくふき取る。
  油性インクの載った被膜だけがはがれる。
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7.それを15分くらい腐食液につける。
今日はここまで

by babamama_123 | 2015-10-26 15:49 | かく | Comments(0)