2010年 11月 21日
ばばネックレス
2010年 11月 15日
追悼 百万回生きた猫
著書「役に立たない日々」の最後の方で、乳がんが骨に転移して、余命2年と宣告されたことが書かれていた。2008年の冬の話だった。昨年の秋か冬のころ、TV週刊ブックレビューに出演されていたのを見た。お元気そうで、余命1年のようには見えなかった。それから1年医師の宣告とおり亡くなってしまった。
佐野洋子とはなんのご縁もないけれど、身近な人に先立たれたような寂しさを感じる。彼女の開けっぴろげで、飾らない文章を読んで、嘘のない人柄に親しみを感じるからかもしれない。
「百万回生きた猫」も佐野洋子らしい、豪快でふてぶてしい猫が主人公で、その猫の最後がしみじみと胸を打つ。大好きな絵本だけれど、私は、「あっちの女、こっちの猫」の方がもっと好きだ。エッチングの絵に文章をつけた画文集である。それを本箱の奥から出して、谷川俊太郎の詩のついた「クレーの絵本」と並べて机に置いた。
「あっちの女、こっちの猫」から、大好きな文章
「わたし、時々猫のふりして眠るの」
女はそう言って笑った。
「だって、何にも考えないですむもの」
おれは驚いて声がでなかった。
おれは人間の真似なんて
何一つしたくなんかないのに
孤独とは何か。
底なしの自由。
おならをして、たった一人だと気づく時。
ほっほっほと笑う幸せ。
2010年 11月 08日
年賀用版画
この日は11回の中日。教室が終わったあと、中華の竜門に行きました。1年ぶりです。おいしかった。ランチの後の反省もむなしく、お料理も、生ビールも紹興酒もほぼ全部頂いてしまいました。
前作 クリムトの猫(本屋さんを覗いたら、”クリムトと猫”という絵本を見つけてしまいました。クリムト風の人物が猫を抱いてる絵がのってました・・・・)


2010年 11月 08日
創画展
後半分はざっと見て美術館を出るとまだ11時をすこしまわったところ。少し早いけれどランチに向かいました。美術館のある周辺は紅葉が始まって、日の光を受けて赤や黄色が鮮やかでした。ランチは平安神宮の大鳥居のある北隣の道の角にありました。Nさんお勧めのお店で、細見美術館の建物の下にあって、パティオになっています。パスタランチを注文しました。メロンを巻いた生ハム、生タコの前妻がおいしかった。サラダ、パン、コーヒーがついて、1500円のお値段のわりには結構量もありおいしくて得した気分になりました。今回は間食。胃袋が大きくなってきたのかもしれません。最近よく食べます。サイズ変更にならないよう注意しなければ、食べた後ちょっぴり反省。
岡崎周辺の紅葉



キューブ・カフェ

お料理(パスタはラ・グーディマーレ魚貝のミンチ)


